看護師は、介護のオールマイティな資格
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看護師(看護婦・看護士)は、介護に関しては非常に強い資格だ。
日本は2020年から2030年にかけて高齢化のピークを迎える。
高齢者が人口の20%以上を占める社会を超高齢化社会と呼ぶが、高齢化社会で求められるのが医療や介護の資格である。
医療や介護に関連した資格は山ほどあるが、看護師の資格があるとかなりの業務を受け持つことができる。
以前は看護師というと、看護師養成学校でしか受験資格がなかったのだが、近年は四年制大学でも保健学科や看護学科が設けられ、卒業すれば看護師試験(国家試験)の受験資格が得られる。
他にも准看護士として実務経験を積んで受験する道もある。
なんだかんだ言って、看護師資格を取るには3年以上の勉強が必要だが、逆に言うと看護師資格を持っていると、医療や介護分やの様々な業務をこなせるので、引く手あまたの資格だと言える。
看護師になるには?
看護師資格は、医療や看護関係の職場では、かなり広範なオールマイティな資格である。
看護師になるには、看護士養成の専門学校か、四年制の大学の看護学部や保健学科で所定の単位を取ることで受験することができるようになる。
看護師の国家試験は、例年2月に行われるが、試験科目は以下のようになっている。
1. 人体の構造と機能 2. 疾病の成り立ちと回復の促進 3. 社会保障制度と生活者の健康 4. 基礎看護学 5. 在宅看護論 6. 成人看護学 7. 老年看護学 8. 小児看護学 9. 母性看護学 10. 精神看護学合格には必修問題に関しては8割以上の得点が必要で、必修問題以外では、毎回合格点が変わる。
看護師以外にも医療関係の資格として、
- 保健師
- 助産師
- 診療放射線技師
- 臨床検査技師
- 理学療法士