保育士試験・受験の概要
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保育士になるには、2コースある。
まず厚生労働大臣の指定する保育士を養成する学校を卒業するコースが一つ。
もう一つは、保育士試験に合格することだ。
保育士試験を受験するには、基本的に短大卒業以上の学歴がないといけない。
詳しい資格は、こちらに載せておいたので参照の事。
で、保育士試験の内容は、10コの領域があって、10コの領域で合格する事が必要になる。
10このうち、8コは筆記試験で2コは実技試験となっている。
なお試験は、筆記試験が8月初め、実技試験は10月に行われる。
保育士試験・試験の内容
保育士試験の筆記試験は、次の科目について行われる。
1. 社会福祉 2. 児童福祉 3. 発達心理学及び精神保健 4. 小児保健 5. 小児栄養 6. 保育原理 7. 教育原理及び養護原理 8. 保育実習理論実技試験は、保育実習実技のしけんだけれど、音楽・絵画制作・言語の3つのウチから2つを選ぶ事ができる。
つまり実技は2つ合格でいいわけだ。
試験科目の免除
保育士試験は、10科目全部合格しないといけない試験だ。
しかし全科目合格は、なかなか難しいので、救済措置がある。
つまり合格した科目については、その後3年間のうちに再受験すると、試験が免除される。
ただしこれは、願書提出時に免除申請をしなければならない。
また、幼稚園教諭免許をもっていると、いくつかの科目の試験が免除される。
幼稚園教諭免許1種・2種保持者は、免除申請することにより、「発達心理学」と「教育原理」と「実技試験」が免除になる。
つまり10科目のウチ、6科目受験でよいわけだ。
ただし「精神保健」と「養護原理」は受験の必要がある。
幼稚園教諭の免許を持っているが、幼稚園でなく保育施設で働きたい場合は、保育士資格を取る必要がある。